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「雷公神社」の須江区例祭 |
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場所:串本町樫野 雷公神社(なるかみじんじゃ)
紀伊続風土記では「鳴神明神」とあります。祭神は本殿に「五十猛命(いそたけるのみこと)」を、合祀されている八幡神社には「誉田別命(ほんだわけのみこと)」を、蛭子神社には「事代主命(ことしろぬしのみこと)」を祀り、「大島村史」には、「当社は古くより須江、樫野両浦の産土神(うぶすながみ)であり、明治三十年頃までは大島より毎年9月9日の例祭に、酒と魚を献納する習慣があったと書かれています。明治45年に三社を合祀し現在に至っています。
「雷公神社の例祭」
昔は、旧暦の9月8日から9日でしたが、近年になって10月8日が宵宮、9日を本祭として行うようになり、数年前から須江地区については他の串本のまつりと同様に、10月の3連休に執りおこなわれるようになりました。 |
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宵宮の夕刻、浜須賀会館を出て「地下の浜」へ向かう「屋台(やたい)」は、「道中笛」と言う笛の音に合わせて、ゆるりゆるりと坂道を降りていきます。
昔し、浜に出た屋台は「浜笛」と言われる、独特の優雅な笛の音にあわせて「地下の浜」を進み、笛の最後の一節で、「よ〜い、よいっ・・」とかけ声をかけ、屋台を持ち上げたそうです。
浜に降りた一行は、浜で「潮」をいただき身を清め、漁業組合下の広場に設けられた「お座」に着きます。
その後、神棚の前で獅子舞が奉納され、宵宮の行事を終了します。
須江地区は、この宵宮に全ての舞を奉納するため、3時間近くかかり、屋台が会館に戻ってくるのが夜11時頃となります。
翌日は、樫野地区、「雷公神社」へ出かけ、ご祈祷を受け、「地下舞わし」を行います。なお、須江地区の獅子舞は、「雷公神社」境内では奉納されません。 |
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雷公神社須江地区秋季例祭について詳しくは、「須江獅子保存会オフィシャルページ」でご確認下さい。
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